秋彼岸会は23日午後1時30分からお勤めします

法苑院妙華寺では、毎年春分の日・秋分の日の午後1時30分からお勤めとご法話がございます。
親鸞聖人のご和讃に
「生死の苦海ほとりなし
ひさしくしずめるわれらをば
弥陀の悲願のふねのみぞ
のせてかならずわたしける」とお述べになっています。
苦悩の世界(此岸)に沈んで久しい私たちは、阿弥陀如来の悲願によって救われる(彼岸へ運ばれる)とお諭しになられています。

秋の彼岸会は9月23日(祝・日)午後1時30分からお勤めをいたします。
その後、真楽寺の鷲山了悟師のご法話がございます。
 妙華寺では、ご法話をご聴聞していただくと法会参加票にスタンプを押印させていただいています。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。

★今回は、秋彼岸会のご法話の後、本堂で「終活セミナー」を開催します。
主催は、セレモニー会館の斎奉閣(さいほうかく)さんで、斎奉閣オリジナルの『エンディングノート』(無料配布)をお渡ししておよそ1時間のセミナーです。
どなたでもご参加できます。準備の都合で「終活セミナー」に参加ご希望の方は、前日9月22日までにお寺に連絡をお願いします。

第二弾は、秋千部会のご法話の後、本堂で「もしもの時どうすれば?セミナーを開催します。
主催は、セレモニー会館の斎奉閣(さいほうかく)さんで、斎奉閣オリジナルの『ご葬儀の進め方』(無料配布)をお渡ししておよそ1時間のセミナーです。
どなたでもご参加できます。準備の都合で「終活セミナー」に参加ご希望の方は、10月26日までにお寺に連絡をお願いします。

讃佛会(さんぶつえ)
「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。日本では、昼夜が同じ時間になり、太陽が西に沈む頃の春分の日・秋分の日を中心に一週間を春秋二季の彼岸と例えます。日本人の心に根付いた仏教への心温まる気持ちの現れです。
彼岸は、仏典に出てくる言葉で、パーラミターというインドの言葉を訳したものです。彼岸とは「到彼岸」の略で、迷いの世界(この世)から悟りの世界に到るということです。この迷いの世界を此岸(しがん)といい、如来の悟りの世界を彼岸と名付けています。
親鸞聖人は、「人みなこの此岸、つまり人間世界から彼岸への途を歩まねばならない」とおっしゃってみえます。
此岸から彼岸へのこの道は阿弥陀如来ご廻向の道であります。浄土への道は、浄土からの呼びかけの道であります。彼岸会はインド・中国にはなく日本独自の法会です。真宗では彼岸の一週間を佛徳を讃嘆する場として、また聞法のご縁の場として大切にしています。
真宗では、彼岸会を讃佛会とも申しています。