新しい試み

2020-07-03
北側の樹木の伐採
お寺の北(裏)側には、大きな樹木が鬱蒼と繁っています。最近は、台風など以前より強い暴風雨で樹木が倒れるケースをよく耳にします。お寺の西側には住宅がありそちらに倒壊するおそれがある樹木は昨年(令和元年)に伐採をしました。今回はお寺の北側方向に傾いている樹木を伐採しました。現在お寺の正面の山門のある南側の通りに駐車場がありますが、北側の通りから進入できる臨時駐車場(兼非常時の避難スペース)を考えています。お寺の南側の通りは、江戸時代、久居(町)ができた時からの道幅ですので、現在の大型消防車は進入できません。今後、お寺の本堂などの火災が起きた場合は北側の広い道幅の通りから大型消防車が進入でき、消火活動がスムーズにいくことも考えています。
また、非常時の避難スペースとして活用も可能と考えています。

2020-07-21
5月26日から始まりました。お墓の水屋の改築も北側の水屋が6月22日に完成いたしその後、南側の水屋の改築をしていました。7月21日に、排水用枡を2つ作り完成しました。長い間ご不便をおかけして申し訳ございませんでした。

【水屋のバケツについて】
 いつも、皆様にはお墓参り用のバケツをご寄付いただきありがとうございます。
 
 今回(令和2年)お墓の南北の水屋を改築することになり、
これまでに比べてバケツを置くスペースが少なくなり、いままであったバケツを全て置くことは難しくなりました。
 
 本堂東側の縁下に新しく設置したバケツスペースに置くことができなかったバケツを仮置きしてあります。
 恐縮ではありますが、お持ちいただきましたバケツを引き取っていただくことも可能です。また、不要ということでありましたら、古くなったバケツなど処分させていただきます。
 今後は、お寺の備品としてバケツを補充する予定です。

初盆総回向のお勤めしました。

初盆総回向 7月の初盆のお勤めが終わりました。妙華寺では初盆の最後のお勤めを初盆を迎えられましたご家族の皆様と一緒にお勤めしています。
まだ梅雨があけていないですが蒸し暑い日が続いています。
今回は、新型コロナウィルス感染症の感染防止の為に、多くの方が「集う」ことのリスクを考えて同じ内容で、17時からと19時からの2部制にしました。

お寺の初盆の行事は、7日に「火入れ」と言ってご自宅の初盆飾りにお勤めをして、お盆中に「送り」と言ってお寺の余間にご法名を安置して23日の「総回向」までお勤めをしています。一つの行事としては長い日数お勤めしています。中陰の49日のお勤めとも似ているように思います。大切な方を亡くされた悲しみに時間をかけて向き合うことが難しい時代では貴重な時間と思っています。
※上記以外にも、ご事情でお寺で火入れをされる場合もあります。

23日はご本尊の正面に「いのちの積み木」を飾りました。
「いのちの積み木」は、先祖を可視化する積み木のおもちゃです。私の中でイメージをして考えさせられることもあります。そして、「感謝の心」を育むことをお伝えできれば良いのですが限られた時間では難しいです。

また、いつも初盆の方の法名を余間に安置しています。その余間には、「南無不可思議光如来」の九字名号と「帰命無量盡十方無碍光如来」の十字名号が掛けられてあります。
共に「南無阿弥陀仏」の名号の別号でありますので、「倶会一処」のお浄土に、一緒にいらつしゃるお姿と見ることもできこちらも、可視化の一方法であるようにも感じました。

最後に、「高田派の平素のお給仕」のビデオを見て頂いてご自宅のお仏壇の作法を改めてご確認していただいています。

また、ご自宅のお仏壇でのお勤めは、毎月(正月を除く)第1日曜日午前7時30分からの日曜学校で、平素のお勤めを参加者の皆様と一緒にしています。知らないうちに作法についても学べますし疑問などにもお答えしています。ご都合がつきましたらご参加ください。

7月盆

妙華寺では地区を分けて7月と8月にお盆勤めをしています。7月のお盆は、毎年梅雨の最後の頃で雨を気にしながらのお盆です。今年は13日・14日が雨でした。12日・15日は曇りの天気で例年より余り暑くもなく伺いやすいお盆でした。
7月のお盆勤めをお手伝いしていただいています3名の僧侶がいてくださることで例年お盆お勤めができること感謝しています。
今回、新型コロナウィルス感染症の感染防止を考えますとお盆勤めの中止も考えられました。しかし、お寺では、3月から6月までの葬儀や年忌法要を勤められた方は十分注意をされ執り行っていました。勿論お寺でも感染防止にできる限りの対策を取っているつもりです。お同行の皆様方のご協力で密閉・密集・密接に気を配りながらお勤めできましたこと感謝しています。
地区を区切って日にちを指定してのお盆のお勤めですのでその日の予定でご都合がつかない場合は、前もってお知らせいただきますと、お墓でお盆勤めをさせていただいています。お盆の期間中は、ご遠方のお同行様へも出向くことが難しい為、ご連絡をいただきますと前後の日になりますが、本堂やお墓でお勤めをさせていただいています。
ご都合のつかなかった方の墓前で12日の午後、15日の夕方、16日の朝お勤めしました。
今年も、お仏壇の前でお勤めをさせていただき、今年の7月の豪雨被害のことや新型コロナウィルス感染症のこと・ご家族の心配事が話題になりました。昨年はお元気なお姿でお会いできた方も病院やデイサービスにお出かけされていたりでお会い出来なかった方もいらっしゃいました。新しい命が誕生し、かわいい泣き声をお聞かせいただいたりして、改めて、1年を迎えることができた喜びをかみしめながらのお勤めになりました。
毎年でありますが、お仏壇のご本尊もそれぞれで、何代にも渡りその家で大切にされてきたことに頭が下がります。
※今年も梅雨の豪雨で大きな災害に見舞われました地域の皆様にお見舞い申し上げます。 この災害でお亡くなりになられました方々にお悔やみ・追悼いたします。

【報告】6月のTempleMorning

【報告】3月から始めたTemple Morning今回は前半の終わりで12名の方にご奉仕いただき、ありがとうございました。開始は薄曇りで汗も少ないかと思いきや、終了間際に晴れ間で一気に汗が噴き出る始末でした。
妙華寺のTemple Morningは、新型コロナウィルスの感染拡大防止の時期に始まりましたが、境内での掃除は広い空間で密にならず、お一人お一人が集中して取り組むことができる活動と思います。終わってからの茶話会は当分難しいですが、少しでも参加されました皆様の身体や心が整う「場」になればと思います。
後半は9月20日(日)から始まります。ご都合がつきましたらご参加よろしくお願い申し上げます。

春千部会お勤めしました

朝から風もなく穏やかな1日でした。春千部会の後の世話方会を中止しましたので、午前中に、住職が、世話方様と婦人会会員様の追弔会をお勤めいたしました。

今日の春千部会は、住職と近隣の法中様といつもと同じ13時30分からお勤めさせていただきました。
ただ残念なことは、お同行の皆様には一同にお集まりしていただくことを遠慮していただくことでした。

それでも朝から夕刻までお参りいただきましたありがとうございました。


新加入の皆様には、初めての千部会で一緒にお勤め・ご法話をご聴聞することができずに申し訳なく思い、お勤めと法話をDVDに収録して後日配布予定です。
加入されています皆様方のご法名は5月3日まで、本堂向かって左側の余間(よま)に掲示させていただいています。お墓参りのお見えの時に本堂へお上がりいただき手をお合わせください。

 

また、春千部会のご懇志をお供えしていただき重ねて御礼申し上げます。お勤めの後、ご披露させていただきました。

 皆様方のご懇志(志)は、お寺の教化活動(ご法話・寺報・お寺のHP)などを通して、仏教の「み教え」や親鸞聖人の「み教え」をお伝えする大切なお力になっています。

 皆様方一同と「集い」共に喜び合えることが難しい時期でありますので少し残念ですが、これからも、仏教の「み教え」や親鸞聖人の「み教え」をお伝えできる環境をつくっていく努力をしていきます。

メリシャカ(花祭り)の報告

今年のメリシャカ(花祭り)は隣寺と、「誕生仏に甘茶を濯いでいただくだけで、各自お飲みいただく甘茶は休止しましょう」と話し合い始まりました。7日・8日両日暖かく風もそれほど強くなく桜が満開でした。お墓参りの方々がお帰りになる前に本堂前の誕生仏に甘茶を濯がれます。私(住職)は本堂前を気にしながらも雑用に追われて対応できなかった時間もありご迷惑をおかけしました。8日は朝早々準備をしていましたが10時もっと前にお花をお供えにいただき記念写真を1枚。お昼前に、お寺巡りをされている3人組がHPを見ていらっしゃり、これまで飲んだことがなかった甘茶を希望され急遽作って差し上げたら初めての甘茶を気に入っていただいたのか1㍑容器の甘茶を3人で飲み干されました。本堂で3人のこれまでのお寺巡りのお話をお聞きしたり、本山の御影堂のような作りは何故とか初対面ながらお寺や仏教について話が弾みました。16時頃の片付ける時間には、風で散りゆく桜のはなびらがきれいでした。

春彼岸会 お勤めしました

今年の春彼岸会(20日)は朝から強風でした。朝掲げる仏旗も風でなびくので無く竿に巻き付くような姿です。13時30分からお勤めを始め、布教使様からご法話をいただきました。
布教使様は、岡崎の浄泉寺の戸田栄信師で「今、ここで安心(あんじん)の人生を歩む」とご自身の大学院での学びと共に、今不安の中にいる私を阿弥陀さまがそのままお救いすることを分かりやすく丁寧にお話されました。
全国いや世界中で、新型コロナウィルスの感染防止が叫ばれています。集会に該当する彼岸会のお勤めやご法話を開催するにあたっては悩んでいました。心が不安な状態でありますのでその不安を安心にする「はたらき」をお聞かせいただく場を閉ざして良いのかの判断で、お同行の皆様に周知をして、お寺でできる、アルコール消毒液の設置、うがい・手洗い場の確保、出入り口のアルコール消毒など、坊守と共にしました。
毎回、遠方から電車にのって来られるご家族・バスに乗って来られる方などお聴聞していただける方々がそれぞれの健康管理にご注意していただいたと思っています。お寺側としてとても感謝しています。


今回は、春彼岸会の後、行政書士で相続についてご専門の中村先生から3回にわたって「終活カフェ」を開催することにしました。第1回目は「相続を争続にしないために」と題して、これまでの先生の経験をふまえて専門家からの視点でお話をいただきました。次回は秋彼岸会にお願いしています。
私たちは、中々専門家の方からお話をお聞かせいただく機会は少ないです。専門用語を分かりやすく、相続についても法の改正などがあり最新の詳しいお話です。よろしければ次回のご参加をお待ちしています。

第1回 Temple Morning 開催できました

第1回Temple Morningを開催しました。
前日の雨、再び寒さが戻ってきた3月15日でしたが、多くの方にご賛同いただき、初めてお寺の掃除の時間でした。本堂で「重誓偈」のお勤めの後、初回でしたので記念写真を撮ってから各自それぞれ境内の掃除となりました。集中していると、時間があっという間に過ぎていきます。今後も継続していく為に、約束の時間で終了しましたが抜いていただいた雑草や枯葉などが入ったゴミ袋が集まりました。掃除終了後、皆さんには、衛生面に気をつけて、手洗いや、手指の消毒をしていただき、お茶タイムの後、余間(よま)に15日(その日)まで掛けていました「仏涅槃図」を間近でみていただきご紹介しました。

ご参加いただいた方から早速感想もいただきありがとうございました。

また、「時間的に伺うことはできませんので自分の空いた時間に、お掃除します」とお電話をいただき、お寺のことを思ってくださる「おこころ」に感謝しています。

第2回 Temple Morning は、4月19日午前8時からです。「気持ちを整えて集中できる時間を創りませんか」

井戸山の報恩講

井戸山の報恩講
4日の井戸山地区の報恩講は、お正月気分が続いている頃ですが、役所や企業では仕事始めの日です(今年は土曜日でこの限りではありませんでした)その日に報恩講として、お仏壇の前でお勤めをさせていただくことはとてもうれしく思います。以前は小雪が散る日もありましたが、最近はおおむね穏やかな日にお勤めをさせていただいています。
平成に入る頃までは、毎年宿があり(毎年違う家がなります)、そこから一軒一軒お勤めに行き、途中で宿で昼食をいただき、最後に全員が集まり宿でお勤めをして食事をいただき終了と1日がかりでしたが、宿が無くなり一軒一軒のお勤めだけになりました。宿の床の間に掛ける軸は親鸞聖人650回御遠忌のご絵伝でした。宿の廃止で絵伝の掛軸はお寺に寄贈され、今はお寺の法中控室の床の間に報恩講の時、掛けさせていただいています。
報恩講のお勤めは、重誓偈・正信偈・五首和讃(愚禿悲歎述懐より)・短念仏・廻向文です。古い方のお話では、井戸山地区では4日の報恩講、続いて自治会や、仕事関係の初寄り合い、そして高田本山のお七夜へのお詣り、それから仕事が始まるとお聞かせいただいた時があります。今ではそのような時間の流れも無くなり、ゆっくりお正月を楽しむ時間も限られてきたようです。報恩講のお勤めは、お盆のお勤めと違い少し晴れやかな時間です。
穏やかな正月(冬)は、私たち人間には過ごしやすいことですが、農作物にとっては、冬の寒さも必要なことのようで地域の特産物もあと1度気温が高くなればこの地域では育たないことや、冬野菜が育ちやすく市場価格が暴落して農作物を育てるのに割があわないなど現場のお話をお聞かせくださる時間でした。それでもご家族共々一緒にお念仏できることが続いていることはとても有難いことです。

修正会 お勤めしました 

今年も年の初めに、お念仏のみ教えに導かれて、お同行の皆様と一緒にお勤めさせていただくことができました。初めてお越しいただいた方もあり有難いことでした。
修正会には、必ず『繙御書』(ひもときのごしょ)を拝読いたします。
ひもとくとは、巻物をひもとくという意味です。一年の始めに拝聴する御書のことです。この御書は、本山第18世の圓遵(えんじゅん)上人がお書きになりました。一年の始めにあたって忘れてはならない仏法の要をわかりやすく説かれて、求道のこころを諭してくださっています。毎年拝読しながら、昨年1年を振り返りますと、過ぎ行く時間は早く、世務に明け暮れてしまうことばかりで反省ばかりです。

急でありますが、昨年秋に調査をしていました本堂の東楽(がく)の間の部分の屋根・内装工事をすることになりました。

1月5日から2月末の期間、本堂が使えませんので、妙華寺会館を本堂として使用します。
 3月の彼岸会は、本堂にてお勤めさせていただく予定です。