【報告】7月のお盆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】7月のお盆が終わりました。
12日から15日の4日間、雨が降らずのお盆は久しぶりです。延べ9名で、215軒でお勤めをさせていただきました。毎年のことですが一期一会です。「今年が最後かもしれん」と高齢の方が仰る言葉には、たくさんの思いが込められていると感じるのは、私(住職)だけではないと思います。私(住職)も歳を重ねていくなかで、「お盆のお勤めでお会いできたのが最後でしたね」と、お悔みを述べたことが増えてきています。お盆のお勤めは、本当に一瞬の時間ですが、多くの「いのち」とのつながりを感じながら、「私はなにものか」と問い続けていく時間でもあってほしいです。

【報告】6月のtemple morning

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】6月のTemple Morningは、7名の方にご奉仕いただきありがとうございました。梅雨の時期のむつ暑さの中、熱中症が心配でしたが、ご奉仕ありがとうございました。
「呼吸」に集中することを皆さんで共有しました。
生活する中で「呼吸」のことは考えたこともありませんが、「呼吸」をしているので生きているのです。「鼻」で「息を吸う」「息を吐く」を繰り返していますので、その「鼻先」に集中してみましょう。集中するとそのこと以外のことは、考えませんよね。そのような集中する時間が日常の中であれば、ほんの少しですが、雑念を感じずにいる時間ができるのではないでしょうか。それが必要か不必要かは考えていかなければいけません。

Temple Morningは、年6回 第3日曜日午前8時から1時間
【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
次回は、9月17日・10月15日・ 11月19日です。
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

【報告】5月のTemple Morning

【報告】5月のTemple Morningは、5名の方にご参加いただきありがとうございました。日差しも強く、熱中症が心配でしたがほどよく終了しました。
日常の生活の中で「集中」する時間はありますか。趣味や関心事をしている時は、集中しているかもわかりません。その時の、自分の状態を俯瞰するとどうでしょう。いろいろな表現がありますが、私(住職)は、「真っ白」(何も考えていない)ように感じます。 それが良いとか悪いとか考えるので無く、そのまま感じることが面白く感じられます。
私たちの呼吸もそうですね。あたりまえのように「息」をしていますが、「息」に集中するといろいろな発見があるように感じます。

Temple Morningは、年6回 第3日曜日午前8時から1時間
【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
次回は、6月18日・9月17日・10月15日・ 11月19日です。
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

【報告】お寺と教会の親なきあと相談室 講演会

【報告】5月13日津市久居アルスプラザ ときの風ホールにて講演会『障がいのある子とそのきょうだいが笑顔で暮らしていけるよう「今、私たちができること。」親なきあとへの備えについて』を開催しました。
久居地域の地域包括支援センター・社会福祉協議会や近くの障がい者支援団体の窓口にチラシを置かせていただいたり、地域の仏教会にお声がけさせていただいたり、新聞チラシをして当日を迎えました。告知が十分ではありませんでしたが、30名ほどの方がお越しいただきました。ご多用の中、ご参加いただきました皆様には感謝申し上げます。

講演に先立ち一般財団法人 お寺と教会の親なき相談室代表理事の小野木康雄さんから、「お寺と教会の親なきあと相談室」の設立の思いを語っていただきました。
講師は、藤井奈緒さんで、障がいの子どもさんを持つお母さんの視点から「今、私たちができること」をお話されました。障がいや引きこもりを持つ親御さんの「親なきあと」の心配事は多岐にわかれ、公助や共助の部分は、それぞれ専門的な知識が必要で、問題解決形の支援制度や支援団体は既に全国にたくさんあり活動されています。
しかし、それだけで十分かといえばそうでなく、互助の関係も大切で、我が家を支えていただく人と出会う自助の観点から見ると、伴走していただく存在が大切と感じられています。相談者の伴走者として、宗教者が{傾聴」を通して支援できる場が増えることを呼びかけられています。
私(住職)は、藤井さんが講演の中で話された「親の代わりはいない」ことから「親の子どもへの思い」を少しでも、支援者に伝えていこうとする熱意を強く感じました。それと同時に、「親なきあと」の問題は、障がいや引きこもりを持つ親御さんの問題でもありますが、私の老後問題にも直結する問題でもあります。「わたしごと」して考えさせられました。

講演の後、30分ほど講師の藤井さんと令和2年から津市で活動されています「みえ障害者親なきあと相談室」の代表理事 鈴木伸行さんと、小野木康雄さんで座談会を開催しました。限られた時間でしたが参加者からの質問にも丁寧に応じていただきました。

とても有意義な時間でした。

※中川個人の感想です。

お寺でも、今年10月に最初の「親あるあいだの相談カフェ」を予定しています。
来年からは、2月・6月・10月と年3回の開催を続けていければと思います。
その時は、お寺に気軽に、相談や雑談をしにきていただければと思います。

 

【報告】春千部会・世話方会

春千部会
今年は夕方から雨の予報でしたが、終了時間まで雨は降らずに有りがたいことでした。久しぶりにお越しくださった方や、親子でお越しいただく方もありました。
4年ぶりにマスクを外してお勤めをしました。


ご法話は義明寺の高藤英光師で、「おかげさま」についてお話いただきました。「おかげさま」は、仏教から? 神社から? 近くの伊勢神宮のことから、再び、マスコミに取り上げられる新宗教のことから、私たちの「信じる心」とは考えさせられました。「頭を下げるおかげさま」か「頭が下がるおかげさま」か もう一度考えて見たいですね。
「願う私」から「願われている私」であることにうなづくことに「聞法」が大切なことなんだと感じました。
※中川個人の感想です

引き続き、世話方会に先立ち、昨年1年間で亡くなられたお世話方様・婦人会の追弔会をお勤めして、妙華寺会館で、世話方会も開催させていただきました。
地域コミュニティとの関係もありますが、お世話方様の役割についてあらためて考えることが必要な時期なのかもわかりません。
「お世話方」の制度の中で、寺院維持費の集金がどのように始まったのかも、お聞かせいただいたり、寄付のあり方も考えていく時期でもあります。
また、隣寺の境界線についての話も今後始まると思いますので、アドバイスをいただくことになります。

 

【報告】4月のTemple Morning

【報告】4年目に入りましたTemple Morningに7名がご参加いただき、ありがとうございました。
雨上がりの日曜日、絶好の掃除の時間ですが、目の前のある雑草や落ち葉を掃除しても掃除しても全体から見ればきれいになった部分はほんの一部です。その状態を、「少しづつきれいにしていくことで全てがきれいにできる」と考えるか「いくらきれいにしたところで、全てがきれいにできるわけではない」と考えるかそれぞれです。ただ、掃除に集中している瞬間(時間)は、目の前にあることに集中していることは確かです。
集中できる時間を共有できるのは素晴らしい体験です。
Temple Morningは、
年6回 第3日曜日午前8時から1時間
【1月・2月・3月・7月・8月・12月は休会・雨天中止】
次回は、5月22日・6月18日・9月17日・10月15日・ 11月19日です。
清々しい朝の1時間 お寺で過ごしませんか

【報告】花祭り

【報告】花祭り
今年は、7日が雨で8日は曇り空で、昼から通り雨でした。
両日とも風は少し強く小寒い日でした。
7日にお寺のHPを見て下さった方から「花祭りはやってますか」と電話がありました。2020年から2022年のコロナ下でも開催していますので、「都合がつきましたらどうどお越し下さい」とお話をしました。8日にお花を一輪お持ちいただき誕生佛に手を合わされました。本堂の阿弥陀さまにも手を合わされました。少しお話を聞くと旧津地区の方で近くのお寺では、「花祭り」はされていないようで、興味があったそうです。今年も自由に飲んでいただく甘茶は用意していませんでしたので、桜のルイボスティーを本堂でお出ししました。(コロナ下からは、お茶のご希望があればその都度用意しています)


続いて、隣寺の「花祭り」も行かれ、「十分楽しみました」と帰りがけに挨拶がありました。
また、たくさんの花をお供えしていただいた方もいらっしゃり、終わってから庫裡の玄関に飾らせていただきます。

今年は、桜も既に葉桜になっていましたが、藤が咲き出し季節は移り変わっています。「花祭り」を楽しむ方も移り変わり、少なくなっていますが、続けていきたい行事です。

【隣寺の花祭り】

おてらおやつクラブ

おてらおやつクラブ

昨年の11月からおてらおやつクラブの報告が滞っていますが、毎月、支援団体様にお供えをおすそ分けさせていただいています。
12月の報恩講では、支援団体様のご協力のもと、年1度のこども食堂も開催させていただきました。
3月に、年1度お寺におてらおやつクラブに賛同していただいている方からお菓子をお寺に届けていただいています。本当に頭が下がる思いです。お彼岸のおさがりと一緒に4月も支援団体様にお渡しさせていただきました。

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は8月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

【報告】春彼岸会 

【報告】春彼岸会
21日は、天気予報が昼から雨模様になっていましたが終了時までなんとか曇り空でした。ご法話をご聴聞される方はいつも同じ方と思いがちですが、長年続いていらっしゃる方も、初めての縁の方も老若男女さまざまです。遠方から電車を乗り継いでご聴聞いただく方、昨年の春彼岸会もそうですが、親子3代でみえる方、これまでのご聴聞の内容を手帳に記されている方、前回まではお元気でご聴聞できていましたが、本当に残念ですが、難しくなった方もいらっしゃいます。お聞かせいただくことができる時にお聴聞できる時間を大切にしないと私の人生がもったいないことになると感じています。

13時30分からお勤めの後、ご法話を浄泉寺の戸田栄信師が「私の願いと仏様の願い」と題して、ご自身の体験を通してご法話をされました。
私の願いとは、生きている中で願い事をしてしまうことはあります。「こうなってほしい」と願いながら努力もするのですが、満たされないこともあります。私にとって大切な願いですがどうしても我執が入り込んでいるからです。
仏様の願いはどうでしょう。「あなたを必ず救う」との願いは、「あなたを悟りの世界(位)に届ける」ことだと感じています。我執にとらわれている私を迷いの無い世界(位)で諸仏の1人として「はたらき」続けることを約束されています。

そのようなことにうなづくことができるかは、自分事として、ご法話を聴聞して続けないとうなづくことは難しいかもしれません。ですから、お聞かせいただくことができる今が大切なんだと思います。

※中川個人の感想です。

 

今年の春彼岸は、3月上旬に水屋のポンプが故障をしてご迷惑をおかけしています。早急に新しいポンプの手配をしています。今しばらくお待ちください。

 

【報告】修正会 お勤めしました

【報告】新しい年の最初のお勤めを皆様ともにできましたことありがとうございます。朝5時30分と言う、少し早い時間からのお勤めにご参加いただきました皆様には感謝申し上げます。1つの場で会うことができることは、共に健康であることでいつかお会い出来なくなることを考えますと一期一会であります。
思えば、前々住職・前住職の時から46年間修正会でお勤めができたこと、そして後何年お勤めができるのかわかりませんが、縁あるかぎり共にお勤めさせていただきたいと思います。
例年では、お屠蘇やお仏飯のおさがりを用意するのですが、昨年と同様今年も控えさせていただきました。
お勤めは、鎮国文・重誓偈・正信偈・現世利益和讃(15首)・繙御書で、平素高田派のお勤めで和讃は五首ですが、修正会では15首拝読するのが独特です。
修正会には、必ず『繙御書』(ひもときのごしょ)を拝読いたします。
ひもとくとは、巻物をひもとくという意味です。一年の始めに拝聴する御書のことです。この御書は、本山第18世の圓遵(えんじゅん)上人がお書きになりました。一年の始めにあたって忘れてはならない仏法の要をわかりやすく説かれて、求道のこころを諭してくださっています。毎年拝読しながら、昨年1年を振り返りますと、過ぎ行く時間は早く、世務に明け暮れて、仏法に遇うことが難しいと反省ばかりです。

向かって左側の余間は、正月荘として、妙華寺の初代から11代の位牌や像・絵像を敬置します。

大間には、今年の繰り出し(年忌)を披露しています。