メリシャカ(花祭り)を行いました

 

今年のメリシャカ(花祭り)は、風が強くて少し寒い日でした。(それでも何年か前は雨が降って寒い年もありました)桜が早く咲き葉桜でしたが、4月上旬に藤が咲いていて驚きました。


今年もお同行様にお花をお供えいただき、誕生仏に手をあわせていただきありがとうございました。
8日は日曜日で前日より少し天気が良く多くの方々に誕生仏に甘茶をかけていただきました。また召し上がっていただく甘茶もお昼にもう一度沸かして用意をさせていただきました。隣寺とのスタンプラリーも6名ほど楽しんでいただきました。

毎年、隣寺のご住職様にもお越しいただています。今年は若さんにもお越しいただき有難かったです。

【隣寺 玉せん寺様の誕生仏】

【隣寺とのスタンプラリー】

4月の日曜学校

4月の日曜学校では妙華寺の3代の紹介をしました。

初代、2代は単身で寺院活動をされていましたが、
3代は、津市古河の光澤寺様より入寺され、内室として小山の青巖寺様から迎えました。
3代在世中に親鸞聖人500回御遠忌がありましたので、祖師聖人の御木像や七高僧御影・聖徳太子御木像、堯圓上人御影、本尊左右の灯籠や欄間14枚造立など本堂の荘厳を調えられたようです。他には一光三尊仏は今も法宝物としてあります。仏涅槃図、仏天蓋、外陣天蓋は後の火事により焼失したと思われます。梵鐘の造立も3代の時です。

3代 無量倫院(むりょうりんいん)慧成(えせい)
安永3年(1774)8月24日示寂 年齢69歳
【行跡】 祖師聖人御木像 聖徳太子御木像 一光三尊仏 七高僧御影 堯圓上人御影
仏涅槃図 梵鐘堂 茶所 仏天蓋 外陣天蓋 本尊左右灯籠 髙座
欄間14枚造立
古河 光澤寺より
内室は 小山青巖寺より
※3代慧成上人の頃は、久居で火災が多かった。
親鸞聖人500回忌も厳修された。
高田本山第17世 圓猷上人が遷化されました。

また、これまで日曜学校にご出席されていました方に毎回お渡ししていました念珠の珠(たま)で単念珠ができました。

2種類の珠がありますので集め方次第でオリジナルの念珠になります。日曜学校へのご参加お待ちしています。

親珠には「妙華寺」と彫ってあります。

 

 

※今回お寺の来山記念カードを作成しました。これまで朱印帳をお持ちいただく方がいらっしゃいました。朱印について何の準備もしていませんので、対応できない場合や、その時その時に筆で「當雨珍妙華」とお書きするのに20分以上お待ちしていただくことでした。朱印帳サイズの来山記念カードを作成しましたのでこちらで対応させていただくことにしたいと思います。

3月のおてらおやつクラブ

3月のおてらおやつクラブ 今月も19日に一人親家族様、支援団体様へおすそ分けさせていただきました。
今年の夏は、支援団体様と新しい行事ができるかもわかりません。

今年で3年目になると思いますが「神戸スイーツ学会」様からバームクーヘンのご寄付があるとおてらおやつクラブ事務局様から連絡がありました。
・本企画は、普段洋菓子を食べる機会のない子どもたちに、美味しい洋菓子を食べてほしいというものです。お渡しするのは「子ども」限定とありました。
こうした企画が企業からおてらおやつクラブに持ち込まれるのは非常に有り難く、
いつにも増して子どもたちに笑顔を届けることができると思います。
多くの企業さまからもおてらおやつクラブへのご賛同もお待ちしております。

【写真は昨年のバームクーヘン】

また、年2度回収の古本勧進での古本も募集しています。
今回は1月末までに集まった古本を寄付させていただきます。
不要になりました古本がありましたらいつでもお寺にお持ち込みください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

第7回『お寺で体験』は「誕生釈迦仏」

第7回『お寺で体験』は、4月8日の花祭りにちなんで「誕生釈迦仏」についてお話しました。妙華寺のメリシャカ(花祭り)の「誕生釈迦仏」と前々住職の代の「誕生釈迦仏」を間近に見ていただきました。それぞれの個性があり見ていて楽しいものと感じています。

続いて、真宗の教えとして高田派としての歩みをご紹介しました。親鸞聖人の「み教え」を伝える真宗10派の中で高田派の特徴や歴代上人のこと、昨年11月に国宝指定されました「御影堂(みえいどう)」と「如来堂」の紹介をしました。

1年間7回の講座に全出席をされました方はお一人でした。住職の私も一回葬儀で出席できない中のご参加ありがたいことでした。またご多用の中、ご都合をつけて出席していただきました多くの皆様にもお礼申し上げます。

【近隣の花祭り情報】
昨年に近くの高田派のお寺で「花祭り」をされているかお尋ねしたところ、小戸木の西林寺様、野村の浄徳寺様も「花祭り」を開催されているとのこと。
高田本山では、4月8日は、朝9時に山門の2階に安置されます「釈迦三尊仏」の前でお勤めがあること。
妙華寺と隣寺の玉せん寺様では4月7日8日に本堂前に「誕生釈迦仏」を安置して、甘茶を濯いでいただくようにしています。スタンプラリーの用紙が妙華寺にありますので隣寺の「誕生釈迦仏」にお参りしてスタンプを押印していただくと妙華寺で記念の品を差し上げています。

陽気な気候で外に出る機会も多くなる時期ですが、お寺の「花祭り」も楽しんでみてはいかがでしょうか?

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春彼岸会 お勤めしました

今年は彼岸に入り雨が多く、春彼岸会当日の21日は朝から強い風雨になり、気温も上がらずご聴聞される方のことが心配でしたが、午後から風雨も弱まり法話が終わる頃には小雨になりました。
お孫様をお連れなり来られた方や、京都の宇治からもお越しになられ方もお聴聞していただきありがたいご縁でした。


ご法話は、浄泉寺の戸田栄信師が「悪人正機のすくい」と題してお話されました、「悪人」と言う言葉の定義が真宗と世間では少し離れていますので、私(住職)も、随分以前に法事の後にお話をしましたがお伝えするのが難しかったことを思い出しながら、布教師の戸田様から、仏様のお心に背いた生き方をしているこの私を無条件にお救いする働きを
とても良くわかるようにお話をいただき、ご聴聞されました皆様からも「良かった」と仰せられたお声をお聞きしました。
私(住職)がご法話を聴聞することは、いつもこの私が阿弥陀如来様の目当てであったということにうなづくことができるからであり、そのことで自分自身が豊かな時間をいただいたことを有難く感じるからです。


妙華寺では、年5回の行事でしかご法話を聴聞する機会がございません。多くの皆様にご聴聞をお喜びいただくご縁となりますように、法話参加票にスタンプを押印させていただいています。10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。
今回も4名の方に記念の品をお渡しさせていただきました。

 

3月の日曜学校

3月の日曜学校では妙華寺の2代の紹介をいたしました。初代に続いて、妙華寺の寺領内の整備に邁進されました。小山青巖寺から持参されました阿弥陀如来坐像はお寺の秘仏として須弥壇の中に安置されていたようです。私(住職)が小さかった頃には、本堂西側に安置されていました。その後、妙華寺会館にご遷座し、平成23年に新しい資料室に安置しています。
また、開基自信上人像の宮殿は本堂の形です。

2代 速成院(そくせいいん)融海(ゆうかい) 寛保元年(1741)4月28日示寂 年齢不明
【行跡】 伝来恵心僧都作阿弥陀如来坐像を小山青巖寺より持参
開基自信上人木像造立 座敷、玄関、勝手向建立 築山蓮池構築

小山青巖寺出生
法苑院妙華寺に入寺
寛保元年(1741) 4月28日示寂  ※促成(速やかになとしげるの意)

第6回『お寺で体験』開催しました

第6回『お寺で体験』を潮音寺住職 村上英俊師をお迎えして、「仏涅槃図」の絵解きをお願いしました。妙華寺会館の天井に届くほど大きな潮音寺の「仏涅槃図」をお持ちいただき、また高田本山の「仏涅槃図」をプロジェクターでお見せいただき、お話を聴聞しているとあっという間の時間でした。真宗では、あまりお釈迦様のお話をお聞きする機会はありませんが、お寺に伝わる「仏涅槃図」や「誕生仏」などがあります。ずいぶん以前は、お寺に伝わる仏教教材として活用していたのではないかと感じています。ご法話と絵解きともに布教伝道のものですので大切にしていきたいと思います。

個人的には、「仏涅槃図」は、当時の日本人の想像力なども伺える、動物が描かれている点に興味がいきます。高田本山の「仏涅槃図」は池があり水中の生物も描かれています。
妙華寺では、3月15日まで向かって左の余間に「仏涅槃図」をお掛けしています。

高田本山では、3月15日から一週間、如来堂に「仏涅槃図」をお掛けされます。15日16日17日の11時から13時からは絵解きもありますのでご興味のある方はご参詣ください。

『お寺で体験』の最後は、3月25日です。気候が暖かいと境内の桜の蕾も膨らみ始める頃です。次回は、「誕生仏」を拝見しながらのお話と真宗のお話です。

第4日曜日 午前10時から11時30分まで二部制(途中休憩あり)
会費1,000円(当日徴収します) 準備の都合上、事前申込をお願いします。
事前申込制(単発も可)どなたでもご参加いただけます

 

2月の日曜学校

今年の日曜学校は、法苑院妙華寺の歴代住職について紹介する予定です。
今回は、初代自信上人について紹介させていただきました。

初代 泥洹院(ないおんいん)自信(じしん) 宝永4年(1707)6月17日示寂 61歳
【行跡】本堂建立、弁天堂建立、弁財天大像、半鐘、弁天池造立、
著書「当山建立来由」は、5世自運が、文政4年(1821)3月の久居大火の時に池になげこみ火から守ったが、水に濡れ判読できなくなる為、5世自運が書写し、現存している。水に濡れた原本は自信の墓に納めたと言われる。

寛文11年(1671) 藤堂高通公が久居藩主として入城
延宝 8年(1680) 当地地割絵図に一身田と記載高田派寺院の敷地が与えられた
新寺の開基として越後国中川西光寺より自信を招いた
天和元年(1681) 自信が草庵を結ぶ
「寂陽山 法苑院 妙華寺」の三号と
慈覚大師作の阿弥陀如来ご本尊を本山より下付される
宝永 4年(1707) 6月17日示寂 61歳 ※泥洹(涅槃の意)

自信上人250年忌は、昭和32年(1957)5月19日に賑々しくお勤めされていました。
自信上人300回忌は、平成19年(2007)6月17日のご命日にお勤めさせていただきました。

第5回『お寺で体験』

第5回の『お寺で体験』は、茶室にてお寺に伝わる茶道具を通してお話をさせていただきました。昨日(27日)のように雪は降りませんでしたが寒さの中ご参加ありがとうございました。


高田本山には、宗旦古流と言われますお茶の流派が伝わっています。妙華寺にも、高田派歴代のご法主殿のお道具が伝わり、また妙華寺第8代の実言上人は松尾流の先生でもあったようで、その頃からの茶道具も伝わっています。茶室の設えから日本のおもてなしを味わいました。続いて、真宗の教えで大切にされています7高僧について説明をさせていただきました。

会費1,000円(当日徴収します)

準備の都合上、事前申込をお願いします。
事前申込制(単発も可)どなたでもご参加いただけます

第6回は、2月25日の「お寺で体験」は、本堂西余間の涅槃図で絵解きをします。
絵解きは、潮音寺住職の村上英俊師です。「親鸞聖人絵伝」の時もあっという間に時間が過ぎていきました。次回も楽しみにしています。

今後の予定【内容は調整中で変更の場合もございます】
02月25日 涅槃図の絵解き 潮音寺住職 村上英俊師
03月25日 花祭りについて・花を愛でる(境内の桜)  真宗②

お問い合わせ・申込先 津市久居二ノ町1743番地
真宗高田派 法苑院(ほうえんいん)妙華寺(みょうけじ) 中川 和則
お寺のHP http://www.myoke-ji.com 電話・ファックス 059-255-2846

※宗旦古流は、宗旦の時代に大徳寺の自笑から京都の高田別院の塔頭の北の坊の至道に伝えられ、その後、17代圓猶上人が一身田の本山へ伝えられました。現代の家元制度の以前は、宗旦古流の免許皆伝を許された高田派のお寺の僧侶もいらっしゃいました。本山境内の安楽庵で歴代のご法主の茶会が開かれ僧俗共に楽しまれたことが茶会記に残されています。
歴代のご法主のお好みの茶道具もありますし、以前は、安楽庵に窯があり茶碗なども焼かれていたとお聞きしたこともあります。また本山の行事の記念として茶道具が造られています。昭和50年代に安楽庵の改修と新しい立礼室が建てられた記念に「安楽」の銘の茶杓や御対面所奥に桐陰席が造られた時は、「桐陰」の銘の茶杓を記念にいただきました。今のご法主のご成婚の記念には、ご殿に伝わるご遺愛の茶碗の写しが造られました。他にも、地元の阿漕焼の茶碗や阿漕塗の棗などで記念品が造られています。毎年報恩講(お七夜)中や降誕会の茶会では、前のご法主殿や今のご法主殿が揮毫された茶碗や、銘を付けられた茶杓も披露されています。

 

お七夜にお詣りにいきました

高田本山のお七夜にお詣りに行きました。9日に「高田本山専修寺の伽藍の特色と価値」と題した、三重大学大学院工学研究科教授の菅原洋一先生の特別講演があり拝聴しました。昨年、専修寺の御影堂と如来堂が国宝に指定されましたが、文化庁へ国宝指定の申請をする時のお話で専修寺の両御堂が本願寺の両御堂とどのような違いがあるか、また専修寺の両御堂が国宝となった特徴と価値について詳しく説明をいただきました。これまで何気なく両御堂が南向きに建てられていると思っていましたが、御廟も含めた3つのお堂が南向きに建てられたことを知りました。御影堂は津藩藤堂高虎の支援が大きく関わって再建されましたが、如来堂はお同行や僧侶の支援が中心で再建されたこと。また、現在の御影堂や如来堂が建てられる前の御堂が焼失した時に今の一身田から別の地にお堂を建立するお話があったことや、一身田の当初の御堂の向きなども初めて知ることもありました。


また、年2回開かれる宝物館の宝物展では、御影堂と如来堂の国宝指定書(複製)の展示や両御堂に関する史料が展示されていました。


毎年食堂(じきどう)では、お非時の接待を受けますし、有慶堂では、高田派に伝わる宗旦古流の呈茶もあり、お七夜は本山境内で、僧侶の知人や親しい方に新しい年に初めてお会いできる機会でもあります。

本山のお七夜のお勤めに出勤するには、お勤めが始まる30分前に、後堂で着帳(ちゃくちょう)して衣体に着替えて5分前に後堂で出勤する順番を待ちます。順番が来ますとその時の自席に着座して、ご法主殿の出勤をお待ちします。お勤めが終わりますと、ご法主殿が退堂され順番に退堂します。その後、御堂の中陣の高座で布教使のご法話が始まります。ご法話が終わり一座が終了します。出勤までの時間は控室でいろんな話を聞くことができて勉強になります。毎年お七夜期間中、お勤めに出勤できる29座(席)全て出勤される方もいらっしゃいます。私(住職)にはとてもできないことで、尊敬するばかりです。