生活の中の仏教のことば

三昧(さんまい)
仏教で、精神を集中して、雑念を捨てることをいいます。念仏ひとつのことを「念仏三昧」、一心に読書することを「読書三昧」などと使います。
また、地方によってはお墓のことを「三昧(場)」といいます。お墓参りの心のありようを三昧であれということでしょう。

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平成29年のお世話方会

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平成29年のお世話方会
毎年、1月には中旬に総代会、下旬にお世話方会を開催しています。今年は29日にお世話方会を開催いたしました。
妙華寺には、お世話方様は27名います。今日の出席は20名で、総代さんにも出席して頂き、昨年の報告と今年の予定をお話させていただきました。
お世話方会の前に本堂で、昨年亡くなられた総代の鈴木一男様・前のお世話方様の安井盈様・千田一様の追弔のお勤めをしました。総代の鈴木様は総代の中でも最年少でしたのでこれからを担っていただけると思っていました。お寺の良き理解者として、またご指導いただくこともまだまだ多くありました。また、前お世話方様でありました安井盈様・千田一様にも長年にわたりお世話方様としてお寺の行事にご協力していただきましたことに感謝させていただき焼香をさせていただきました。
 今回のお世話方会では、お寺のコミュニティの中心にいらっしゃいますお世話方様にこれからのお世話方様像についてご意見をいただきました。事前に、私(住職)が感じているお寺の現状(未来の住職塾の寺業計画の一部)を案内時に配布させていただいていました。行政の自治会などのコミュニティと同様に高齢化や希薄化で次のお世話方をお願いするのが難しくなっています。お寺とお同行の皆様お一人お一人との関係だけでなく、地域にいらっしゃるお同行様を束ねていただくお世話方様がこれからどのようになるか感じられていることをお一人お一人からお聞かせいただきました。語られるご意見・ご要望の中には、お世話方様としてのご苦労を改めて気付かさせていただいたこともありました。お寺のこれからを心配されるご意見や、お寺として考えていることに背中を押して頂くようなご意見もありました。お寺が、お同行様の心のよりどころとして集える場であるようこれからも考えていきたいと思います。
昨年の報告として、
・庫裡と妙華寺会館の改修と本堂上がり階段に手すりを設置をしました。
庫裡は、昨年2月から3月にかけて、妙華寺会館は、3月から4月にかけて耐震補強と空調設備の導入と畳敷きから板の間にしました。
先日の報恩講のお非時会場として使用しましたがお越し頂いた皆様に腰に負担がなくなり好評でした。
10月には、本堂の階段に昇降の補助として手すりを設置しました。
・4月には、ご縁をいただきました京都若手僧侶法話勉強会様の主催の布教大会を本堂にて開催しました。私たちは布教使様からのご法話でお育ていただくことですが、布教使様もご聴聞する私たちの姿により成長するのだと思います。ご法話を聴聞する機会に遇うことで共に佛徳讃嘆しお念仏を喜ぶ生活ができればと思います。
 平成28年3月31日(木)~4月2日(土)の一光三尊佛お送り本寺御復座法会参拝の旅に妙華寺として3名参加させていただきました。
今年の行事としては
例年通り、4月7日8日は、メリシャカ(花祭り)を隣寺と一緒に開催しています。花御堂にお花をお供えください。また隣寺の花御堂にもお参りしていだきスタンプを押して頂きますと妙華寺でステキなプレゼントをお渡しします。春秋の彼岸法会・千部法会・12月4日の報恩講には、お勤めの後、ご法話がございます。春の彼岸会は、愛知県の浄泉寺の戸田栄信師。春の千部会は、義明寺の高藤英光師。秋の彼岸会は、真楽寺の鷲山了悟師。秋の千部会は、明通寺の佐波真教師、報恩講は本願寺派の布教師の葛野洋明師です。ご法話をお聞き頂きますとスタンプを押印いたします。
お世話方様から生死のことについてもっと知りたいとのお声がでました。
ご法話をご聴聞していただくことが一番と思います。
また、2月から12月の第一日曜日の朝7時30分から30分ほど日曜学校で平素のお勤めを参加者と共にしています。お仏壇での作法やわからないことも易しくお話しします。日曜学校に参加していただきますと、念珠玉をお渡ししています。24個集めて頂きますと単念珠が、108個集めますと二連念珠ができます。
婦人会の行事ですが、5月18日の婦人会総会の後の講演には、井上広法師を宇都宮からお迎えして法然聖人を通して仏教の教えをお話していただく予定です。特別講演としてどなたでも聴講できます。
新しい試みとしまして、(仮称)「お寺で体験」としまして、妙華寺に伝わる宝物などを通じて日本の伝統文化や地域の歴史などを体験していただき、また仏教の教えや真宗の教えをわかりやすく伝える時間を考えています。どなたでも参加できますが、事前申込制で会費制の予定です。4月から月一度第4日曜日の午前中を予定しています。決まり次第ご案内いたします。
 また1月25日から始まりました境内墓地の通路整備、本堂の空調設備についても工事中にご迷惑をお掛けすることなどを含めてご理解をいただくようお話しさせていただきました。
 本山の行事として、祖師寿という親鸞聖人の90歳の寿命になられた方を、  男性は5月21日の降誕会に女性は6月5日の高田派婦人連合会の席上で表彰されます。今年は昭和3年(1928)生まれの方です。該当の方がいらっしゃいましたらお寺に3月末までに連絡ください。お寺から本山へ連絡します。
また、妙華寺の社会活動として下記のことに賛同しています。
・京都自死・自殺相談センターの活動
・古本勧進(一人親家族への支援団体へ寄付)の活動
・おてらおやつクラブ 一人親家族へお供えの品のおすそわけ(平成27年より)
・久居城下町案内人の会の活動への協力
・公益財団法人 全国青少年教化協議会の活動(平成27年より)
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東側駐車場の一部を工事車両が使用します

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 ご迷惑をおかけしますが、境内墓地通路整備期間中の東側駐車場の一部を工事車両が使用します。
工事の期間は、平成29年1月25日から始まりました。1つの通路に2日から3日かかりますので境内墓地通路全体として6ヶ月以上かかる予定です。(連続で工事が行うことが難しい場合などを考えますと完成時期は平成29年年内と考えています)
皆様のお墓の前の通路が工事中の場合はお墓参りに支障が出てきますが何卒ご承知いただきますようお願い申し上げます。
 皆様のお墓の前の通路に花入れなどがございましたら申し訳ございませんが片付けさせていただくことになります。                         法苑院 妙華寺 住職   中川 和則
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2017-01-27
お墓の一番奥の通路に舗装板を設置しました。
工事の期間は、平成29年1月25日から始まりました。1つの通路に2日から3日かかりますので境内墓地通路全体として6ヶ月以上かかる予定です。(連続で工事が行うことが難しい場合などを考えますと完成時期は平成29年年内と考えています)
皆様のお墓の前の通路が工事中の場合はお墓参りに支障が出てきますが何卒ご承知いただきますようお願い申し上げます。
 皆様のお墓の前の通路に花入れなどがございましたら申し訳ございませんが片付けさせていただくことになります。
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ひとくち法話

御書(ごしょ)
私ども真宗高田派では、お寺やお同行のおうちで勤行〔おつとめ(ごんぎょう)〕をすると、最後に必ず『御書』を拝読します。
『御書』という呼び方は、お便りを書かれたお方が親鸞聖人や高田派歴代の上人なので、敬って『御』の一字をつけて『御書』と申します。
私ども高田派の『御書』は、第14世堯秀(ぎょうしゅう)上人によって編集されたのがはじまりで、巻1から巻7まであり、それに『報恩講御書』を加えて、全部で83通が納められています。
東西本願寺の御文、御文章が蓮如(れんにょ)上人というおひとりが書かれたものであるのに対して、「御書」は親鸞聖人をはじめ真慧上人(第10世)以降の歴代上人方が書かれたお便り(弟子やお同行へのご消息)で成り立っているのが大きな特色です。
よく「高田の『御書』はありがたいですね」と言われるのは、このような内容の違いからであろうと思われます。
ご承知の通り親鸞聖人は晩年に京都から関東のお同行や弟子たちにこまめにお便りを書かれており、また歴代の上人方もお便りの中へ親鸞聖人のお聖教(しょうぎょう)を引用されて、私どもにわかりやすくお示しくださっていることは、誠にありがたいことです。
文章の終わりに「あなかしこ」で結ばれているのは「ああ恐れ多いことです。勿体ないことです。」との領解のこころをあらわした言葉です。

※「ひとくち法話」真宗高田派本山より

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1月のおてらおやつクラブ

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1月のおてらおやつクラブ
1月の前半は、行事が続いて中々時間がとれません。一人親家族様や支援団体様から年賀状と共にお礼のお便りをいただきますと、こちらにも元気をいただくことです。お正月気分も抜けて今月もおすそ分けさせていただくことができました。

また、一人親家族の支援団体様への寄付となる「古本勧進」もやっています。
1月の末に発送です。
ご家庭で不要になりました本がありましたらお寺にお持ちください。
対象の本は、裏表紙にバーコードのあります文庫本・新書本・単行本です。
申し訳ございませんが、週刊誌・雑誌・百科事典・全集は対象外です。
本以外、書き損じのハガキ・不要なCDも受け付けています。

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和讃

 

 和讃をご紹介いたします。和讃について多くの参考書がありますが、『注解 国宝 三帖和讃』常磐井鸞猶著と『浄土和讃講話』川瀬和敬著より紹介します。
浄土和讃 讃阿弥陀仏偈和讃09首
無明の闇を破するゆえ 智慧光となづけたり
一切諸仏三乗衆 ともに嘆誉したまえり
 迷いの闇を照破するもので、弥陀の智慧光佛と名づける。一切の諸佛諸菩薩も、共に弥陀の威光をたたえられる。
※「無明」は人生の真理に対する正しい智慧のない状態。根本煩悩と呼ばれ、苦悩や不幸の根本原因で、迷い・疑いのもととなる。
※「三乗衆」は大乗小乗の教えを修行する人々。
以上 【注解 国宝 三帖和讃 常磐井鸞猶著より】
 智慧光佛には「一切の諸仏の智慧を集めたまえるゆえに智慧光と申す。一切諸仏の仏になりたまうことは、この阿弥陀の智慧にてなりたまうなり」と左訓されます。第一行とのかかわりは「愚痴の闇を消さむ料なり」と前出の左訓に当たっております。愚痴は無明の闇です。無明は「明」になることのできた人が、明の立場に立って明でない人をあわれんで、その人を射当てているのです。無明煩悩といって、すべての煩悩は無明の種々相でもありますし、また愚痴そのものにも限定されます。
『唯信鈔文意』にも「無碍光仏のおんかたちは智慧の光にてましますゆえに、この如来の智願海にすすめいれたまうなり。一切諸仏の智慧をあつめたまえるおんかたちなり。光明は智慧なりと知るべし」と説かれますように、光明も名号も智慧を離れてありません。弥陀の智慧に触れて諸仏が諸仏になります。だから一切の諸仏は、仏に成ろうとして励んでいる声聞や縁覚や菩薩の数多い三乗の方々と一緒になって、智慧光仏にまします阿弥陀をほめたてまつるのであります。
以上【浄土和讃講話 川瀬和敬著より】
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祖師寿のご案内

祖師寿のご案内
お同行の皆様のお喜びの1つに親鸞聖人90歳のご生涯で、90歳のお年を迎えられるお同行様を「祖師寿(そしじゅ)」祝いとしてお同行の皆様の仏縁を共にお喜び申し上げています。
男性は降誕会(ごうたんえ)の5月21日に、女性は6月の最初の日曜日(今年は4日)に開催されます高田派婦人連合大会の式典で表彰されます。このことを励みにされていらつしゃる方もたくさんいらっしゃるようです。

今年は昭和3年(1928)生まれの方が該当されます。
該当されます方は、妙華寺に3月末までにお申し込みください。

お寺から高田本山へお伝えいたします。

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境内墓地の通路整備と本堂の空調設備設置のお知らせ

 この度、境内墓地の通路整備をさせていただくことになりました。
現行の墓地の形になり半世紀が過ぎています。通路の砂利・砂が減りますとその都度足していましたが、通路がかまぼこ形になり、歩きにくく、押し車をご利用の方も押しづらいことなどのお声も聞こえてきます。墓地の範囲は大変広く本格的に排水設備や雑草対策としての舗装通路にするには大変な費用が必要となりますので困難ではありますが、通路に舗装財を敷き歩きやすく、押し車も容易に押していくことができることを考えています。
 工事についての期間は、平成29年1月下旬からの予定です。1つの通路に2日から3日かかりますので境内墓地通路全体として6ヶ月以上かかる予定です。(連続で工事が行うことが難しい場合などを考えますと完成時期は平成29年年内と考えています)
皆様のお墓の前の通路が工事中の場合はお墓参りに支障が出てきますが何卒ご承知いただきますようお願い申し上げます。また今回の墓地整備はあくまで通路に舗装財を敷くことで通行をこれまでより快適にすることが目的ですのでこれまでのように豪雨で墓地通路が冠水するに関する改善策ではございませんこともご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
皆様のお墓の前の通路に花入れなどがございましたら申し訳ございませんが片付けていただくことになります。
また、本堂の空調設備設置も予定させていただきます。
平成22年の本堂の改修時に空調設備についてご意見をいただいていました。最近の夏の気象状況がこれまでとは違い猛暑と言われるような30度を超え35度以上の日も何日もあります。また、皆様のご自宅の空調設備が以前より充実し、その環境に慣れた方が増加している中で、現在本堂では大型扇風機と家庭用扇風機で対応をしていますが、今回空調設備を設置いたします。        法苑院 妙華寺 住職   中川 和則
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四季の花

四季の花 寒くて空を見上げることも忘れていたら、ずいぶん早く梅の花が、3華。驚いています。ロウバイは例年のように咲き始めています。

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生活の中の仏教のことば

煩悩(ぼんのう)
わずらわしい(煩)なやみ(悩)の原因となる心のすべてを煩悩といいます。むさぼり、いかり、おろかさ、うぬぼれ、うたがい、へりくつなどが代表的です。
真宗では、私の心のすべてが煩悩だから、自分の努力、精進、祈願では仏になれないと教えられています。

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