11月の日曜学校

鐘楼IMG_0708

妙華寺の梵鐘には、「寛保4(1744)龍次甲子正月18日
勢州久居寂陽山法苑院現住  沙門釋恵成(当院三代)誌
治工洞津住 辻越後藤原種茂」と銘文があります。

津市の鋳物師辻家の6代目の作です。辻家では、高田本山の梵鐘や金灯籠や津観音の金灯籠が有名であります。

種茂の作としては、久居の子午(とき)の鐘など各地に数多くあります。

この梵鐘も昭和16年の金属類回収令により供出されたようですか、戦後も残って戻ってきました。

鐘楼堂に鐘が無い姿はとても寂しい姿のように感じます。

菊を愛でる

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毎年、菊を育てられているお同行様が今年も本堂前に菊の鉢をお持ち頂きました。
菊を育てられるご苦労は大変ですが、育てられた菊の鉢をお寺まで運んでいただくことも大変です。

この時期、ご参詣される方々は楽しみにされています。
また、毎月のように庫裡の玄関にお花を届けて頂くお同行様もいらっしゃいます。こちらも来山される方のお顔を微笑まされます。

重ねてお礼申し上げます。

また、昭和40年頃まで先々代(祖父)も菊を育てていたことが記憶に残っています。

File0007実明作品