2月の聞法

2月の聞法
2月は13日に内藤知康師の「念仏者の社会的実践」の講題に引かれて龍谷大学に伺いました。本願寺派の安居特別論題事前研修会とありましたので部外者が聴講して良いのか分からないままでしたが受付をして会場に入りると多くの方々が参加されていました。
龍谷大学大学院に新しく実践真宗学科を設立に関わった内藤先生の話には、念仏者(宗教者)は実践する中で磨かれていくと私(住職)には伝わってきました。今多くの念仏者の活動もそれぞれの場でそれぞれが工夫して実践していくことが大切と考えさせられました。


17日は、津市の歴史ある紫雲会の講座に参加しました。葛野先生と大学院の布教使を目指されているお二人のご法話でした。今羽ばたこうとしているお二人のご法話は、フレッシュなご自身の体験からの仏徳讃嘆でした。葛野先生は、『拝読 浄土真宗のみ教え』から「浄土真宗の救いのよろこび」を紹介されそこからの仏徳讃嘆でした。「浄土真宗の救いのよろこび」は、中学生を対象に「浄土真宗のみ教え」を紹介する言葉ですが、何度も拝読をしていく中で味わい深いものになるような気がします。ご法話の中の、「称える」と「唱える」について身近な方のことを通してお教えいただきました。
※葛野先生は、妙華寺の今年の報恩講(12月1日)の布教使であります。

26日は高田本山で布教伝道研修講座に行きました。若い布教使の実践の場でありご講師先生は、本願寺布教使課程専任講師の花岡静人師です。若い布教使にとって法話を推敲して、時間内に伝えることの難しさもありますが、実践することがお育てをいただくことでありますので貴重な場であると思います。自らが「み教え」に出遇った時の喜びを伝えることの厳しさのようなものを感じました。若い布教使の心をくみ取ってのご講師のご法話はいつも感じ入ることです。お寺のお同行の方もお聴聞をしていただきましたことありがとうございました。

※中川個人の感想です。