生活の中の仏教のことば

「縁起(えんぎ)」
「縁起をかつぐ」「縁起が悪い」「だるま・招き猫は縁起物」などといいます。何かをするときのよしあしの判断に、この言葉がつかわれています。
しかし、仏教でいう正しい意味は「縁起とは、すべての因(原因)と因に働きかける縁(条件・きっかけ)によって、生じ変化し滅ぶという永遠の真理」です。だから、目先のできごとについて、自分の勝手な都合にあわせて使うのは間違いです。

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