第4回の「お寺で体験」は親鸞聖人絵伝の絵解きでした

第4回目の「お寺で体験」は、報恩講の時に余間に荘厳されます4幅の親鸞聖人絵伝の絵解きを、潮音寺のご住職村上英俊師にお願いしました。

私(住職)も絵解きについてこれまでお寺の行事であったことは聞いていましたが実際に拝聴するのは今回が初めてです。本堂の余間を会場にして絵解きに耳を傾けました。絵伝は、「伝絵(でんね)」と言われる絵と詞書(ことばがき)が交互に描かれる(絵)巻物から、より多くの方に見ていただけるように「絵」の部分を掛軸にして、「絵」の内容を説明するは絵解きと呼ばれる僧が詞書(ことばがき)を語って多くの方を教化することから生まれたと思います。絵伝を詳細に見ながら、親鸞聖人のご生涯に描かれている絵に注意して聴聞すると、これまで気にしてなかったことが描かれていたり、知っているようで知らないことを改めて教えていただきます。途中休憩を挟み90分の絵解きはあっという間の時間でした。

第6回目の2月25日の「お寺で体験」では、仏涅槃図の絵解きを潮音寺のご住職村上英俊師にお願いしています。

次回、第5回の1月28日の「お寺で体験」は、お茶(茶室の楽しみ)をテーマに、炉の茶室で、高田派の歴代の書や茶道具を通してお話する予定です。正座が苦手な方には椅子もご用意をする予定です。

どなたでもご参加いただけますが、準備の都合上、事前申込をお願いします。