春千部会 お勤めしました

今年の春千部会は、汗ばむように感じる1日でした。大型連休に入りましたが多くの皆様にお集まりいただきありがとうございました。今回いつもご出勤していただく法中様に、春千部は例年29日でありますが、何故か前日の28日とお伝えしてしまいご足労をおかけしましたことお詫び申し上げます。
布教使様は、義明寺の高藤英光師です。高田派の専修寺草創縁起の柳と菩提樹から阿弥陀如来の智慧と慈悲。『観経』の阿闍世の物語から私のあり方をお聞かせいただきました。

永代経法会というと、亡くなられた方が少しでも早くお浄土へ往生させてもらうための供養法事と思いがちですが、大きな考え違いです。この法会は、亡くなられた方が、後に残った私たちに「仏法を聞きなさい」「お念仏を申しなさい」と呼びかけてくださる大切な仏縁であります。私たちが亡くなられた方へではなく、すでに浄土に往生された亡くなられた方が私たちの為にしていただく法会であります。

妙華寺では、永代経冥加金をお納めいただきますと、現在、永代千部会(えいたいせんぶえ)として春は4月29日(祝日)、秋は10月第四土曜日に、西余間(向かって左の余間)に加入されましたご法名を法名帳・法名軸を掲げてお勤めしています。

ご法話をお聴聞していただきますと「法会参加票」に押印させていただきます。ご聴聞をお喜びするご縁となりますように、10回ご参加いただきますと記念の品をお渡ししています。今回3名の方が10回お聴聞されました。