井戸山の報恩講

妙華寺では、正月の三が日が終わりますと、本堂も平素の荘厳に戻ります。
新年のお供えをお下げして、前卓の打敷、角掛を片付けます。
西余間の妙華寺の歴代の位牌なども片付け、平素の十字・九字名号を掛けます。

井戸山の報恩講
4日の井戸山地区の報恩講は、お正月気分が続いているようですが、役所や企業では仕事始めの日であり、その日に報恩講として、お仏壇の前でお勤めをさせていただくことはとてもうれしく思います。以前は小雪が散る日もありましたが、最近はおおむね穏やかな日にお勤めをさせていただいています。
朝8時半頃から伺います。お勤めは、重誓偈・正信偈・五首和讃(愚禿悲歎述懐より)・短念仏・廻向文です。

今年は、高田本山の両御堂が国宝になったことが話題になりました。お同行様とお話しながら、私(住職)もそうですが、高田本山は、近く(16km北)にありながら御影堂と如来堂に上がってちゃんと手をあわせる機会は一年にそう何度もありません。これまで以上にお念仏申すことができればと思いました。9日から始まるお七夜さんでは、両堂の詳しい案内の時間もあるようですし、宝物館でも特別展が開催されますのでご興味のある方はお詣りに行かれたらと思います。