お寺の360度診断

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平成25年の夏に「お寺360度診断」を受けました。お寺には、お堂や鐘楼堂など境内の建築物、住職や坊守など目に見える部分と、お寺とお同行様の関係、お寺の組織、人材の資質など目に見えない部分があります。この目に見えない部分(お寺の無形の価値)を可視化するものです。お同行の方、近くのお寺の方、お寺の外部のパートナー(葬儀会社・法衣店)、地域の方、寺族に匿名でのアンケート調査を行い、お寺の外部の(一社)お寺の未来さんが集計、診断するものです。二ヶ月後の10月に「診断書」を手渡されました。
住職が考えているお寺のあり方の実践が、お同行や地域の方、地域のお寺の方、お寺の外部パートナー、寺族にどのように映っているのか知りたい反面知りたくないそのような気持ちでしたが、客観的にお寺の目に見えない部分を知ること、また匿名ではありますがそれぞれの項目へのコメントを知ることはとても良かったと思います。
それによって、お寺のあり方をお同行の方や地域の方へのアプローチを改めて考えることになりました。すぐに実践できることは少ないですが、中長期的により開かれたお寺(公益法人)として存在できるよう考えています。