法事の現状

法事の現状
今月、法事についてワークショップに参加する予定です。
今一度、妙華寺の法事について考えてみたいと思います。
私(住職)も経験していますが、以前の法事は、自宅の仏壇の前でのお勤めがあり(食事も伴うことがあったと思います)、正式には次の日の朝本堂でお勤めし、お墓でお勤めする形でした。それが、自宅・本堂・墓でのお勤めを一日で完結する形式になり続いています。しかし、住まいの形式がこれまでのような仏間の間取りも少なくなり、他者が入ることを前提としない間取りであったり、招くことを躊躇する考え方もあり、自宅でのお勤めは、家族ですまし、本堂で親戚や関係者を含めてお勤めをし、墓勤めで終わる形が、時間的にも有効で、多くなってきています。(遠方に自宅がある方は以前からそうでした)
お寺側からもその形ですと、およそ1時間の予定でスケジュールが組めますので、法事が重なる、土日などでは何軒もお勤めができます。
法事の意味は、仏徳讃嘆の場ではありますが、「法事を通して、亡くなられた方と今の自分の関係を結び直す」ことと感じています。亡くなられた時の想いと、時間が経過した今の想いに気づくこともあります。そして、亡くなられた方をどのように見ていくのかの部分に宗教的な意味合いがあるのだと思います。
また、お勤めの内容についても説明が必要だと感じています。呪文のようなお経や、漢文の歌や古文のような和讃などを何故お勤めすることが法事(亡くなった方への追弔)に必要なのか。短い時間で説明するのはなかなか難しいと思います。

法事の件数については、可視化は必要で、10年前と今では緩やかでありますが減少しています。遠い年忌ほど減少率は増加していますので、生活者の法事の意識の変化もそうですが、お寺の伝える思いにも工夫が必要なのかもわかりません。

もう少し時間がありますので、深く考えていきたいと思っています。

※中川個人の感想です。